宮古新報様掲載記事

　３日間で全日本トライアスロン宮古島大会３競技 （スイム３㌔、 バイク１５５㌔、 ラン42・１９５㌔） に挑戦する光の村養護学校土佐自然学園、 秩父自然学園の生徒15人が18日、 市平良庁舎を訪れ、 下地敏彦市長や職員らに伝統の 「黒潮太鼓」 などを披露。 19日から始まる競技に向け抱負を語るとともに、 市民の協力と応援を求めた。
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　同学校のトライ挑戦は、 高等部３年生の卒業旅行として、 自分の目標を一つひとつ達成し、 成熟度を積み上げて卒業後の生活の自信を深めることなどを目標に実施しており、 ことしで22回目。 今回、 土佐学園から８人、 秩父学園から７人が参加している。
　午前11時から庁舎前で行われたセレモニーでは、 同学園評議員の谷本一郎氏が 「もう22回目。 卒業生みんなが宮古島への強い思いを胸に仕事をがんばっている。 ことしも15人が１年間がんばってきた成果を見せてくれると思う。 宮古の皆さんの応援あってこそ挑戦できる。 これから３日間、 温かい声援をお願いしたい」 とあいさつ。
　生徒たちが 「この１年間、 練習に励んだ成果をこの宮古島で存分に発揮する。 全力でがんばるので応援よろしく」 などと声を揃えたあと、 「黒潮太鼓」 や 「雨風」 などを力強く演奏し、 「よさこい節」、 「島人の宝」 を元気に歌いあげた。
　下地市長は 「３日間、 本当に長丁場だが、 完走を目指し充実させてきた体力、 気力を発揮して走り抜き、 これから社会に出てもがんばるという決意を固めてほしい」 と激励した。